2011年9月25日日曜日

夏草や兵どもが夢の跡

陸前高田に行ってきた。お世話になった方の通夜と葬式に参列するためだった。津波で行方不明となり半年経って遺体が見つかったようだ。遺体が見つかるだけ良いという話をしていた。最悪な中だけど幸運な方と言う。誰もが家族や親戚や友人を亡くしている。

式の空いている時間を使って、陸前高田の市内を見て回った。津波から半年経ち瓦礫は大部分が撤去されていて、季節は春と夏が過ぎ秋になろうとしている。町全体が流されすべてが瓦礫の山となり、瓦礫の山は撤去され空き地になった。今ではその空き地には草が生えてかなりの高さまで成長していた。
そこで僕は芭蕉の俳句を思い出した。