2015年4月19日日曜日

平成27年度の始まり

新年度が始まり2週間ほどが過ぎた。 この1週間を乗り切ればゴールデンウィークが訪れる。とても楽しみだ。どこかに行くわけでも、何をやろうともないけれど。とにかく休みたい。ぐたーっとしたい。何も考えない時間がほしい。週末土日の2日間ではいつも足りない。いや、何日だったら足りるとかいう問題ではないかもしれない。とにかく仕事から離れたい。 新しい仕事が始まった。僕は仕事を初めて3年半経つ。2回めの異動。1年限りの仕事。毎年毎年変わる仕事。継続的な仕事はない。仕事が変わる度、非常に疲れる。慣れるまで、落ち着くまで時間がかかる。当然だが、今までの異動は会社の中では意味があるものだった。しかし、僕は僕の職歴の中では果たして意味があるのかと自問する。僕は意味があるという確信を持つことができない。 おそらく、意味があるとか意味がないとかの問題ではなく、意味を付けることが面倒になっている。「長い人生の中では無駄なことはない」とか「本当の賢者は愚者の中からも学ぶ」とかそういう屁理屈を持ちださなければ、意味が付けられなくなりつつある自分の職歴に自信が持てない。「人間としての幅が広がる」とかも。 僕がこんな袋小路に陥っているのは、この3月4月の転職失敗が原因だ。きちんと転職をすべきだったのだ。 3月の中旬にヘッドハンティングという形である会社から声がかかった。今までの雇用条件より悪くしないという話だった。この時、もっと確認しておけば「ただし雇用形態は契約社員」というのは分かったのかもしれない。そして、転職の話は断っておくべきだったのだ。 いずれにせよ僕が契約社員の話を聞いたのは3月27日だった。すでに所属している会社には退職願を出して、退職手続きをしていた。だから今の会社に残る選択肢は僕にはなかったので、まあ4月に入って就職活動でもするか、今後のことを考えて、自分のやりたい仕事に転職しようと思っていた。 そう思っていたら、会社の上司からある職場への異動であればポジションが空いているけどとの話がきて、首を縦にふってしまったのだ。OKした理由は金だけだった。僕は20万程度の金を心配して、こんなに苦しんでいると考えるととても悲しい。ふがいない。 もうちょっと計画的に、いざとなったら頑固になれるように、準備しなければ、嫌な方向でも流されざるをえないことになってしまう。日々頑張るしかないことを再確認した、新年度だった。