走っている途中、白い猫を見た。
白い猫を見るなんて久しぶりな気がした。
黒い猫はクロネコとして、単語上での市民権を持っている。
でも、シロネコは持ってないんじゃないか。
クロネコは歌の歌詞としても頻繁に登場する。
黒いネコは何故、人気があるのか。
魔女の手下で、かつては不吉なイメージだ。
クロネコの性格はおおらかで甘えん坊で人好きが多いらしい。
比べて、シロネコは神経質で怒りっぽく、人に体を触らせないという性格の傾向があるらしい。
白い体毛を持つのは様々な遺伝子に原因があるから一概には言えないけれど、
白いと外敵から目につきやすいから、その性格を持つことで危険から逃れてきた。
言い換えれば、その性格を持たねば死んでいた。
そうして淘汰されて、人好きのネコはその数が減っていったということだ。
人なつっこいからクロネコは人気があるのかもしれない。
ネコ派イヌ派という言葉があるけれど、
イヌはネコに比べて人なつっこく従順であり、
それがイヌの魅力であるとイヌ派の人間は言う。
そしてネコ派はネコの独自性と言うか人に媚びず、
自由に動くことが好きであるみたいだ。
そういうことを考えると、
クロネコよりシロネコの方がネコ好きから支持されそうな気がするものだけど。
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