2011年3月5日土曜日

空き巣

先日、うちのマンションの前に警察の自転車が二台止まっていて、何事かと思っていた。もしかしたらまた、うちのマンションに不法滞在の外国人が住んでいるのかと色々詮索した。身柄の確保を行わないといけない場合は自転車二台で来ることはないだろうなと思う。そういう場合はパトカーで来る。身柄確保する前に逃走経路を塞がなきゃいけないのでそれなりの人数も必要ということが、かつての経験から知っている。かつての経験なんて書くと、まるでかつて捕まえられたかのごとき表現だけどそんなことはない。
そんなことを考えていたら今日、「当マンションにて空き巣の被害が出た」と張り紙が貼られていたのを発見した。なるほど空き巣の被害が出たから、捜査というか現場検証でもやっていたのか。うちのマンションは家賃も安いし立派でもない。さらにうちの近所は立派な家はたくさんあるからそっちを狙えばいいのにと思う。家賃が安くて防犯体制もしっかりしていない分、狙われやすいのかもしれない。空き巣の犯人にしてみれば、防犯もしっかりしている立派な家で一攫千金を狙うのも、防犯が適当で小金を稼ぐのに適した家をたくさん狙い数をこなすのも、選択としては心理的にそこまでの差はないのかもしれない。気をつけなければならん。
とは言ったものの僕の家には空き巣が好みそうな金目のものは残念ながらほとんどない。高価なもの、と言ってもたかが知れているが、パソコンとギター二本くらいで現金は全く置いていない。

空き巣の被害に遭うのはどれくらいの可能性を調べてみる。一年あたりの空き巣の被害件数を実際に住んでいる住居の数で割れば、一年あたり自分の家が空き巣の被害に遭う確率が出る。警視庁のホームページを見てみると都内の空き巣被害は減少しているみたいで昨年度発生件数は4540件だ。かなり減ってきていて昨年度はかなり少なく、それ以前はもっと多い件数が発生している。もう減少しきってこれ以上の減少はないとみなして昨年の数4540件を使う。
総務省の平成15年のデータでは東京には5,434,100の世帯があるから、現在も同じ世帯数だとすれば、概算すると僕の家がある一年に空き巣被害にあう可能性は0.08%だ。つまりだいたい1250戸に1戸の割合で被害にあう。これはなかなか高い気がするがどうなのだろうか。
これと同じくらいの確率の出来事を探す。宝くじのページを見てみると、宝くじの5等3000円が3本当たる確率は約1000分の1でつまりそれは0.1%だから、空き巣はこれよりもほんの少し起こらないくらいか。
やはり空き巣はあまり起こらないのだろうか。
???

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