2010年7月20日火曜日

get a geta

このところゲタを履いている。
昨年、福岡大宰府の店で買って以来、ごくたまに履いていたのだが、
この前、他の草履が摩耗により壊れたため、ゲタの重要度が増しているのである。

ゲタの人の足をのせる部分を台と言い、台の下に歯と呼ばれる木が1~3個くっついている。
さらに台に鼻緒が通っている。
僕の持っているゲタは歯の部分がゴムでできている。アスファルトやコンクリートの地面で履いていると木製の歯は二三ヶ月でダメになるらしいというのと、音がうるさいという理由からゴム製のゲタが誕生したらしい。
ゴム製のゲタでも結構うるさいが、、、

男子学生が崩れた洋服などにゲタを履いているのをバンカラというらしい。
崩れた洋服と言いゲタと言い、まさしく僕はバンカラそのものであった。ちなみにバンカラはハイカラに相対する言葉である。

ゲタを履いているとうるさい音の他にも色々と問題が生じるから以下に一部を記す。
・木製の板だから長時間履いていると接している足の裏にまめが出来る。
・硬いから歩くときの衝撃をほとんど吸収しないから足首が疲れる。
・鼻緒の部分と擦れて痛い(これはだいぶ慣れた)。
・階段など足場の狭いところでよくバランスを崩す。
・歯がゴム製だと雨の日やたら滑る。

最近、色んなところでゲタが売られているのを見る。
もしかしたら、ふるきよき日本にあこがれる人たちが思わず買ってしまうかもしれないけど、
おそらく無用な事故が増えるから履かない方がいいと思う。
日本の都会はゲタ履きには厳しいから。

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