2010年5月5日水曜日

長寿

知念カマさんという世界最高齢である114才の方が亡くなった。そして、現在の国内最高齢は長谷川チヨノさん113才となり、僕の実家がある佐賀県基山町在住である。
1896年生まれだそうで、明治29年である(明治は45年まで)。この年はどういう年だったのか調べてみた。
世界はまだ帝国主義が主流でありフランスがマダガスカルを植民地化していた。
近代オリンピックがアテネで始まった。
伊藤博文が総理大臣。
宮沢賢治や岸信介、スコット・フィッツジェラルドが生まれた年。
日清戦争が1894年で日露戦争が1904年であるからその間でもある。

それにしても色々調べてみるとおもしろいことが出てくる。ギネス世界記録に認定されている長寿記録はジャンヌ・カルマンさんというフランスの女性で122才で亡くなった。男性は120才で泉重千代さんという方であった。ちなみに108才で茶寿、111才で皇寿、120才で大還暦、昔寿と言うらしい。120才なんて今までいったい何人の人が到達したのだろうか。
そう思ったら、ギネス非公認の記録であればとてつもない数字がどんどん出てくる。
李青曇という中国の人は256才まで生きたらしいし、日本でも満平という人は193才まで生きたということである。その他にも150才超の人はたくさんいるみたいだ。ちゃんとした記録が残っていないから疑わしいけど、昔は生年月日を正確に記録するなんていう風習はなかっただろうから真偽が分からないのは残念である。

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