2010年5月13日木曜日

第六感

ゴールデンウィークに友人との旅行の計画を何となく取りやめて、
親の電話と兄が帰省するからという理由で何となく実家に帰って、
祖父の見舞いに行って長寿についての記事を何となく書いた4時間後に
祖父が亡くなったのは偶然なのだろうか。

第六感のようなものは存在するのか。
実際存在するかどうかは大した問題ではない。

第六感と言えば、僕の無意識的能力の中に地震予知がある。寝ていると地震が起こる直前にぱっちりと目を覚ますのだ。夜に寝ていて、何故かぱっと目が覚める。そしたら地面が揺れる。その最初の体験は2005年3月に福岡の西方沖地震である。そのときは佐賀に住んでいて目が覚めて、しばらくして大きく揺れていた。それ以降、地震の多い関東地方に住み続けていて何度もそのようなことを体験してきた。地震についてはまだ解明されていないことが多い。ただ地盤や岩盤のズレの解消が地震であるとすれば、それに伴って相当な摩擦が生じるに違いない。それで電磁波が発生するとも言われているから、それの影響なのだろうか。何が直接の原因で起きるのかは分からないけど、とにかく地震の直前に目が覚めるのである。地震の前に、イヌがに吠えるように、ネズミが逃げるように、鳥が大群を作るように、ナマズが激しく動くように、僕は起きる。
だからといって、何か物事を有利な状況に導けるかというとそうでもない。目が覚めたとしても、地震がくるから目が覚めたと知覚しているわけではない。最近はぱっと目が覚めたときは地震が起きるのかなと思うようになったけれど、それにしても直前であるから特に何か対策をとることができるわけではない。大きな地震の時は目が覚めたら助かるとかそういうのではないみたいで、その人の生死は運の良さが大きな部分を占めるようだ。兵庫県の西宮という場所で阪神大震災の直撃を体験したらしい僕の親戚は地震の間ずっと寝ていて気づいたら揺れは終わっていて部屋がめちゃくちゃになっていて驚いていた。
動物は自然の中で生きていくにあたり、その変化の兆しを鋭敏な感覚で受容してきた。というよりも、鋭敏な感覚を持っていない個体は強大な自然の力によって淘汰されてきたに違いない。だから視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚以外にも感覚があっても何らおかしくない。
祖父の死の予兆を僕が感じていた可能性は否定できない。それと同時に全くの偶然という線も否定することはできない。

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