2010年4月20日火曜日

1Q84-book3

久しく投稿していなかった。
気温の変化が激しくて体調がよろしくないから、書こうとは思うけど書けなかった。

先日、村上春樹の「1Q84 BOOK 3」が売り出されたから早朝に神保町の三省堂まで買いに行った。普段はそんな時間から外出することはないけど朝6時に自転車で出発した。その時間、少し雨が降っていた。7時からの販売で5分前に着いたけど、すでに10人くらいが並んで待っていた。テレビや新聞も来ていた。NHKとTBSは生中継で伝えていた。順番を待って僕が買うときには、さらにうしろに20人くらいの人が列に加わっていた。スーツ姿のサラリーマンや初老の方が多い。ほとんどが男性だった気がする。
神保町三省堂は朝7時からだったけど、渋谷のTSUTAYAや青山ブックセンターでは日付の変わった00時から売り出されたみたいでそこでも結構な列が出来ていたみたいだ。村上春樹大人気である。
定年を迎えて暇になった団塊の世代が昨年の「1Q84」ブームの火付け役であるという報道があった。団塊の世代の人にとっての村上春樹を読むというのはインテリであることの証明であるということも書かれていた。

「1Q84」は近過去小説だ。ジョージオーウェルの「1984」が近未来小説であるからその反対にあたる。僕は1984年の12月24日生まれだから一週間だけだけども1984年を生きていた。だから自分の生まれた年を題材にした作品は親近感がわく。小説は一通り読んだだけでは本当の意味を理解することはできない。二度目三度目読むことで仕掛けに気づいたり全体の中での位置づけが分かったりする。深いような浅いような作品だったというのが今のところの僕の気持ちである。また読み直さなければ。

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