2011年4月9日土曜日

友達作戦

TOMODACHI作戦の範囲はどこまでかというのは邪推だろうか。

アメリカはおそらくほとんどのことにきちんとした戦略を持って臨んでいると思う。そんなにお人好しの国ではないから、世界各国でドンパチやってるのだろう。
それで日本の一凡人が推測するにTOMODACHIはイノセントなものではないはずだ。TOMODACHIとして助けるというよりはのちのち「TOMODACHIなんだからさ、これくらいいいじゃん」とか言うまでが作戦の範囲なんじゃないだろうか。
簡単に考えられるところでは、これからの在日アメリカ軍の問題が絡んでくるはずだ。かつての沖縄総領事のメア氏の暴言があったことは記憶に新しい。あの発言で失った信頼の回復という最低限の効果はすでに得られたのではないか。東北の人たちは感謝している人が多いだろう。文字通り命を救ってもらうわけだし、これからの生活の希望にもなるわけだから。首都である東京の人間たちもやはりアメリカがいないとダメなんだと思い知ってしまった。もちろん沖縄の人たちは何もしてもらっていないし反発はあるだろうし、メア氏の発言とは別だと主張するだろう。しかしこのままいけばこれまでと同様に沖縄県民の意向は無視される。ひどい話だが、それは最低ラインでそれ以上のことを要求されるかもしれない。
いずれにしても少なくとも我々はこのTOMODACHIの頼みを簡単に断ることはできなくなってしまったのは確かだろう。

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