2010年11月5日金曜日

名字

昨日、かねてから気になっていた名字が同じ人と話すことが出来た。僕の名字はなかなか珍しい部類であるから、近い親戚以外で会ったのは二回目である。もしかしたら遠い親戚かも知れないけど。

そうそう、中学一年のころの同じクラスにもいた。多分遠い親戚だったんだろう。僕の親戚は福岡と佐賀の県境付近に多く住んでいるから、あの付近にいて名字が同じで親戚ではない方がおかしい。同じクラスであったけど彼とは分かり合うことはなかった。

そういえば、中学の時にとてもとても嫌いだった書道の女の先生がいた。その先生は我が町の町長の夫人だったから、どれだけ横暴でも誰も文句が言えないという安っぽいドラマのような設定だった。若かりしころの僕は学級委員なんかをしていたので、クラスの代表として担任に文句を言いに行ったような記憶がある。担任の先生はどうにもならないんだよ町長夫人だからねえと苦笑いしていた。
あまりにも嫌いだったという印象が強すぎて、もはやどういうことが嫌だったのかを忘れてしまった。でも当時のクラスメイトとその先生の話をすると、嫌いだったという思い出しかない。

あるとき、僕の祖父が衝撃の事実を伝えてきた。詳しい繋がりは忘れたが、とにかくそのみんなに嫌われていた町長夫人である女先生は親戚である、という。血縁関係としてはそんなに近くないのだけど。
たしかそれを聞いたときは中学を卒業していたから、ダメージは少なかった。先に知っていたらひどい気分だったろう。

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